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第10話 最強への修行の道筋
ロンバートが、デルトのロングソードと長弓を彼の専属鍛冶屋に預けたと教えてくれたのは修行が始まってから3日だった。
ロンバートとの立ち合いは一瞬で蹴りが着いた。
デルトの惨敗になり、それをおもしろおかしく録画機能でもってバレットは撮影していた。
この録画機能もアプリで手に入れたとか、非常にむかつくかぎりだ。
「そこ、腕立て伏せ100回を終わったら、腕立て伏せ1000回だ」
「桁を間違ってません?」
当たり前のデルトの突っ込みに。
「口答えしたから、腕立て伏せ10000回だ」
「だから桁間違ってるって」
今日一日は腕立て伏せで終わった。
次の日は、木製の剣で大樹を叩き斬れという意味の分からない事をぬかしたロンバートさん、誰もがあなたみたいな異常むきむきマッチョじゃないんだよ。
案の定、100回叩きつけたらぶっ壊れました。
「気合がたりん」
「気合じゃ無理でしょ」
「口答えしたから、今日はご飯ぬき、豆1個だけ許す」
「ありがたき」
もはや開き直るしかなかった。
現在休憩中につき、豆を大事にむしゃむしゃ食っている。
ロンバートさんはおいしそうにステーキバーガーを食っている。
この差は何?
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