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「師匠と弟子とはそういう関係だ」
「まじすか」
「口ごたえか?」
「そこは判断してくださいよ」
「なら口答えだ」
「って権力横暴」
【権力とは偉い人が持つものです。現在ロンバート殿はデルト様の権力者であられます】
「いつのまに戻ったの、お前はトラックの運転を練習していろ」
【ちょうど補給に参りました】
という感じで一日が経過した。
「なぁ、ロンバートさん、たまにはうまい飯を食いに行こうよ」
「だめだ。今日の夜ごはんはワカメだけだ」
「なぜにいいい」
今日の夜ごはんはワカメだけでした。
ちなみにロンバートさんは牛肉のソテーを食っていたってこの人ウシの肉ばかりくってるぞ。
「では今日の修行を始める。長弓の基本からだ。走りながら的を射ろ」
「それなら得意だぜ」
とデルトが意気込んで叫ぶと、ロンバートさんはにやりと口の形を変形させた。
「って的も走るんかい、しかもバレットが変なもん動かしてるし」
「あれは古代の産物でドローンと呼ばれるものだ。そのドローンが的を移動させさり、宙にうかしたりする。コントロール者はバレット殿だ。以後よろしく」
【以後よろしく】
「ぶっ壊すぞ」
「ぶっ壊したら、修理費をいただくから、そこも考えとけ」
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