第10話 最強への修行の道筋

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「以外と卑怯」    そのあと一心不乱に弓矢を射て走りまくる。  空を飛んでいく的。  ちなみに雲の上まで飛んでいきました。 「って無理だああああああ」 「無理じゃない、やれば出来る。さぁ」 「さぁ、じゃねーよどこの世界に雲の上の的を射る馬鹿がいる」 「俺様が見本を見せよう」  ロンバートは背中から長弓を取り出す。  それはそれはデルトが使っている急ごしらえのものではない。  現在ロングソードと大事な長弓は鍛冶屋が改造している。    彼は強度がありそうな長弓でもって、弓を射る。  矢は雲を突き破り、的を射る。その瞬間に空で大爆発が起きる。 「という事になった」 「しゃれにならんわ、お前がドローンを壊してんじゃねーか」 「まぁこういう事もあるさ」 「今までのお前のセリフを俺はお前にそのまま返すぞ」 「もう帰ってきたぜ」 【あああ、ブレットちゃんがあああ】 「何気にお前は名前をつけんじゃねー」 【悪いですかな? わたくしにようやく出来た彼女ですよ】 「会話したのか?」 【奥手でうんともすんともいいません】 「それはな、喋れないし意識もないんだよ、振られたな」 【悲しいです】 「では次の修行をやろう」 「師匠のモチベーションはどこから来てんの?」 「空と太陽からだ」 「なんか納得」
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