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『はい、華澄…。オレンジジュースどうぞ。』
「ありがとう、なっちゃん。」
華澄ちゃん、イスから降りテーブルの前へ。
『そういえば華澄、何してたの?部屋中見回しちゃって…。』
「えっ?あぁ……。次にここに来られるのいつかなぁ?…とか、ちょっと考えちゃってた。(笑)いただきます。」
華澄ちゃんがジュースを一口。
『何言ってるの…?またすぐ来ればいいじゃん。』
「えっ?」
『連休中、1回しか会っちゃいけないって決まりでもあるの?』
「ううん、別に、そうじゃないけど…。」
『じゃあ、会おう♪っていうか、すぐ来て、二人の部活のない日に!華澄が部活引退したら、それこそ会えなくなっちゃうんだからさ。ね…?』
「うん♪」
『よし、決まり!』
わたしは、一息に喋り終えると、オレンジジュースを一気飲みした。
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