デート

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「なっちゃん…。わたしね、なっちゃんが思っている以上になっちゃんのこと好きだよ。多分…。」 くっついたまま、天井を見上げて淡々と話す華澄ちゃん。 『華澄…。』 「貰ったハンカチは、もちろん毎日使ってるし。なっちゃんが作ってくれた二人のアルバムも、1日1回は必ず見てる。いつだって会いたいし、毎日なっちゃんのこと想ってる。これは、本当…。」 『華澄…。ありがとう。うん…ありがとう。それはわたしも同じだよ。いつも、どんな時でも、華澄のこと想ってる。』 「うん…。ありがとう、なっちゃん。」 横向きで、二人おでこをくっつけ合った。 『じゃあ、お互いに大好きってことで…。』 「うん…。」 おでこをグリグリ…。(笑) 『これからもよろしくね、華澄♪』 「うん♪よろしくね、なっちゃん。」 横向きのまま抱きしめ合った。
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