第4.5話 遭遇と交友、そして……

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【豆情報】 ちなみにウィルは基本的にクラス内・教室内では一匹狼だが、食事中・放課後はノクター君かジェイと一緒に居たりする。 勉強、読書、魔法や武術の鍛錬、考え事の最中は態々隠密魔法・防音魔法を付与した結界を張ってまで1人になろうとする。 ゲームの進行具合は、予め探知魔法でヒロインを見つけておき、脳内で学園内の地図を思い浮かべた際に現在のヒロインの位置情報が赤い点として地図上に浮かび上がるようにマッピング・レーダー魔法を自身にかけ、それと同時にヒロインに対し、傍観魔法・伝心魔法をヒロインに薄く憑依させる形で常時発動させ、ヒロイン時点でリアリティある映像を脳内に映し出す。その結果、まるでアニメを見ているかのようにゲームの進行状況をリアルタイムで知ることが出来る。 流石にプライベートなところは見ないように設定しており、本人や生徒・教職員にすらバレていない為、今のところストーカー・変態・危険人物・不審者といった扱いをされた事はない。 …理事長辺りには勘付かれているかもしれないが、此方はただ視ているだけで、ヒロインに危害を加える気は毛頭ない為か、特に注意喚起・警告・処罰をされていない。 大体ヒロインと会ったら挨拶を交わしたり、多少の世間話をするぐらいの顔見知りにはなれているのに、こんな事をしているとバレたらシャレにならんどころか、好感度が絶対零度まで下がる事間違いなしだ。 これは、彼なりに色々と考えた末の選択らしい為、あまり責めないであげてほしい。
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