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…まあ、姫とか可愛いとか、その辺は一旦スルーするとしても、本当に長かったな。
いや、まあ、それだけ話す事があったって事なんだろうが…
「いえいえ。此方こそ、このような機会を設けていただき、誠にありがとうございました。
お父様に話していただかなければ、一生知る事が叶わなかったであろう事が沢山ありましたし、知る事が出来て本当に良かったなと心から思います。
…次は俺が話す番だとは思うのですが、お父様もお疲れでしょうし、普段は大変お忙しいでしょうから、お父様の御都合が宜しい時に、此方にお伺いさせていただき、お話させていただこうかと考えております…宜しいでしょうか?」
話す側は勿論、聞く側も結構疲れたからな。
正直言って、今から俺の話をするのは面倒い上に疲れるから嫌だし。
だから、それっぽい理由付けてまた別の機会にって事にしたが…果たしてどうなるかな?
「んー、そうしたいのは山々なんだけど…
私の仕事の都合上、今日明日は何とか休みが取れたけど、それから先は半年ぐらい、殆ど休みが無いからねぇ…
今日は流石に疲れただろうから、無理に話せとは言わないけど…
出来れば、明日にでも話してくれると助かるなぁ…
急かすようで大変申し訳ないんだけど、本当に色々と立て込んでてね。
明日は君が学びたい事や学ばなければならない事、将来の夢…これはあればの話だけどね、学園に通うならどの学科が良いか、という話をしようかなと思っていたんだ。
その話の後にでも、君の話を聞きたいんだが、やはり難しいだろうか?」
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