それは抗争のありふれた世界のこと

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「ふふ……、『ITTE/イッテ“それ”が成ったら、終わり。』なんて、いかがです?」 「あ~あ、一発でタネを見抜かれたか……」  がっくりと、ややオーバーに落ち込んで見せる先輩へ、清海は笑いかけた。 「何年付き合ってると思っているんです?あなたの為人(ひととなり)はよく分かってますから」
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