捜査一課刑事、全員死亡

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オショネシーさんは人質のことも考えず、拳銃を乱射したらしく、それが意外に子供思いだった犯人の学生の怒りを買ったらしい。

また大道寺警部は、拡声器で学生の悪口を大声で罵り続け、犯人を感情的にしようとしたが、あまりの差別発言の連発に、旋風児が自分の悪口を言われていると勘違いし、普段からこれまで何度も殺し合いの喧嘩を繰り返してきたふたりは、壮絶な罵り合いの果て、ついに相撃ちとなり、事件と何の関係もなく死亡した。

現場にいた記者たちは、刑事たちが殺されても仕方ないような悪辣さと駄目さだった、と断定しており、ビーフハートは毎度のことだが、近眼のくせにライフルを乱射するので、屋上にいた係員や、前に立っていたありがたうさんまでみんな誤って射殺してしまった後、犯人に撃たれた。

　ケチちゃんは、どこから持ってきたのか知らぬが、ガトリング銃を持ってきて、いつも口うるさいカミサンへの怒りや、ガキのころからの恨みつらみのあれこれやら、どこぞのおでん屋の親父へのわけのわからん怒りなどをぶちまけて叫びながら、ガトリング銃を乱射しまくったため、見かねた警官隊に一斉射撃を受けた。

ブルは朝から寝癖の髪をなんとかしようと気にしていたところ、ビルの屋上に何故かいた馬をみつけ、それに乗って喜んでいるところを犯人に射殺された。