アルス・アマトリア3
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「暑いな」 上着を脱ぎ、袖をまくり、氷をひとつ口に入れる秋也。 心なしか、顔が赤いような気がする。 これはもしかして、効いてきたのかもしれない。 「窓、開けようか」 玲は立ち上がり、窓を大きく開いた。 夜空の星がきれいだ。 そのまましばらくぼんやり空を眺めていると、秋也が傍によって来た。
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