アルス・アマトリア3

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「どうした」 「星がとってもきれいなんだ」  そういえば最近星などゆっくり見ないな、と秋也も窓辺に肘をかけ外を眺めた。  しばらく二人で星空を眺める。  澄んだ空気に瞬く星々を結び、星座を語リ合う。  こっちとあの星を結ぶとあんな形に見える、などと勝手に新しい星座を作っては笑う。  穏やかなひとときがゆっくりと過ぎて行った。
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