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でもそんなの私には無理、わがまま言ってるうちに心がけ痛くなる。
涼介に迷惑かかるのだけはいやなの。
まっすぐおもったこと思ったまま言える女子になりたいな。
何て思っていたら全く寝れなくなっちゃって、寂しいときのお友達である涼介に買ってもらったぬいぐるみのイルカ君を抱き締めながら涼介の帰りを待つ。
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涼介、まだかな。。。
カーテンを開けて窓の外を見てマネージャーさんの車がないか確認して、の繰り返し。
きっともう30回近くはやったと思う。笑
次こそは次こそはって何度もカーテンを開け閉まりを繰り返すとやっとマネージャーさんの車を見つける。
一人でヤッターー、って小さい声で言いながらベットの上で跳び跳ねる。
イルカくんをポイっと投げてキャッチしてぎゅっ、と抱きしめて玄関に走っていく。
ガチャっ
「うおっ」
『涼介、おかえりなさい?』
少し空いた隙間から、涼介が入ってくるより先に私が飛び出してだきついた。
「ただいま、よいしょよいしょ」
飛びついた私をしっかり抱き止めてくれて涼介のくっつく私の体を片手で支えてくれて玄関に入った。
「起きたの?」
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