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王兄さんの家は、超高層マンションの最上階!プールもあるんだよ!スッゲー!マンションの入り口にいる青龍刀持ったお兄さんとはもう顔なじみ!僕が
「オハヨーゴザイマッス!!王兄さんへお届け物でっす!」
って言った直通のエレベーターへ乗せてもらえるんだ!
エレベータの上部にある数字が『52』を指すと、動きが止まって扉が開いた。エレベータを降りるとすぐドアだ。そこにも青龍刀持ったお兄さんがいる。
「オハヨーゴザイマッス!!王兄さんへお届け物でっす!」
僕がそう言うと、肩にかけているスポーツバックをジロリと見つめて少し眉間に皺を寄せてから扉を開いてくれた。
ドアを開けるとそこはオフィスになっていて、王兄さんの秘書さんがやってきた。
「香主は未だお休みだ。私が預かろう。」
「あー、でも直接渡しでって王兄さんと約束しちゃったんスよ~」
「そうそう、俺が頼んだの。悪いねハレルヤ。俺の部屋まで持ってきて」
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