贖罪

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「だいじょうぶですか?とりあえずリビング行きましょう」 ソファに柊さんを座らせて、水の入ったペットボトルを渡す。 「柊さん、髪濡れてます」 柊さんの頭にタオルをかけてゴシゴシ拭く俺。 「・・・柊さん、俺は事故の事、柊さんのせいだなんてほんとに思ってません。だから、いつもみたいに元気になってください」 「夏、ごめん。・・・ありがとう」 タオルを柊さんの肩にかける。 「これじゃ、どっちが親かわかんないな」 ようやく柊さんが少し笑う。 いつも上げている前髪がおりていて、幼く見える柊さんにドキッとしてしまう。 「・・・夏、それ・・・」 え? 柊さんが、俺の下腹部を指さす。 はあ!やべえ!勃ってたんだった!しかもパンツ一枚じゃ言い訳しようがない・・・ 「はは、若いな。なんかエッチな事でも思い出した?一緒に風呂入るならかわいい女の子の方が良かったよな」 「いえ・・・これは・・・」 柊さんで勃ったんですよ! 「柊さんこそ、早く服きてくださいよ!ほんと子供みたいなんだから!」 「ハイハイ」 Tシャツを着ようとしている柊さんを横目で見ながら、俺は邪な気持ちが湧いてくる。 「・・・柊さんは、俺のためになんでもしてくれますか?」 「もちろん。俺ができることであれば、なんだってするよ」 「本当になんでも?」 「ああ、嘘じゃない」 どんなことでも? 「じゃあ、しゃぶってください」 「え?」 「これ、柊さんの口で出したいです」
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