1792人が本棚に入れています
本棚に追加
/177ページ
父の隠し事
「・・・っ」
はあ。またやってしまった。
柊さんをオカズに、また俺は自慰行為を・・・!
「水飲んで寝よ・・・」
キッチンで水を飲んで、部屋に戻ろうとした時、柊さんの部屋のドアが少し開いているのに気がついた。
「柊さん?まだ起きてるんですか?」
「!あ・・・夏・・・」
柊さんは、慌ててベッド脇のローテーブルの引き出しに何かを入れる。
「夏こそまだ起きてたの?明日寝坊しても知らないよ?成長期なんだから睡眠は大事だよ」
・・・子供扱いだな。くそ。
「なんか喉乾いちゃって、もう寝ます。おやすみなさい」
「おやすみ」
なんだよ、成長期って!マジで子供扱いすんな!俺の脳内で何されてるかも知らないくせに~!
はあ。でも、俺が子供なのは事実で、柊さんとの年齢差が埋まらないのも事実。
こんな事くらいでムカついて、ほんとガキくせーな、俺。
最初のコメントを投稿しよう!