貴方へ

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久しぶり。元気にしてる?こうやって手紙を出すのをは初めてだけど、最後まで読んでくれたら嬉しいです。 私の初恋は貴方で、周りより遅い初恋でした。クラスではもう元カノや元カレの話をしているのに、私はオタクで成績も悪くて趣味の合うSNSの相互フォローの子としかなくて…クラスに私の居場所なんてなかった。けど2年生の時、1人机でノートに推しについて書いていると貴方が「何やってるの?」と顔をあげると、メガネをかけていて髪の毛は寝ぐせでぼさぼさで目が細かいけど瞳は綺麗な人で私の好きな推しに似ていたから思わずびっくりしたよwでも、話しかけてくれてありがとう「好きなキャラクターについて書いている」て返したらどこかに行ったから、私がひとりぼっちだったから声をかけたの?と最初は思っていて気にもしていなかったんだ。でも、貴方が成績優秀、学年のトップ10に入る程の優等生で先生にも負ける位の人でおまけにフレンドリ ーでいつも周りには男女関係なく人がいて、私と性格立場が全く違った。だから私にとって彼は憧れの存在であった。委員会決めで私は貴方と一緒に保険委員になったの覚えてる?委員会でも貴方は仕事の手際も良く先輩後輩関係なく仲良くなっていたけど私は変わらず孤立だった。でも貴方が優しくしてくれたおかげで私も仲間に入れた。いつの間にか私は貴方のことを憧れではなく、男性の1人として見ていた。 初めての恋心。ネットで恋愛に関する診断をして自分が今恋愛をしているのかを診断したよ。結果は全部「恋をしている」と診断されたから貴方の事を考えると心が暖かくなって、他の女性が彼と話していると胸が痛くなるこの気持ちが恋だと初めて知ったんだ。
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