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海岸モール 4 君の隣を歩きたい
「あれ、小木くん、買い物?」
高校時代の鈴子先輩に
声かけられた海岸モール。
「あれ、お母さん?」
見られたなかった
“withオカン“(。>д<)
「はい・・・弟のところに、」
「男の子出来ましてン、二人目。
この子は結婚もまだやのに。」
(ノ-_-)ノ~┻━┻
「五月人形買いに来たんですけど、
マンションですよって
兜がエエのか、
小さい鯉がエエのか・・・」
オカン、何をベラベラしゃべる(--;)
「お名前付けれる兜、
特売してましたよ、
なあ、お姉ちゃん」
デカイ先輩の後ろから華奢な声。
(・o・)か、可愛いィィ~~~~!
「せやな、うちもこの子の兄の
子供の節句物を、
下見にきたんですよ。
あ、従姉妹の康子です」
「こんにちは(^-^)/」
「あれ、あれ可愛いらし人!
こんな人やったら
もう奥さんやね?」
(゜〇゜;)?????
「いえいえ、まだ35で
独身ですぅ」
「ええエエ!(゜ロ゜;ノ)ノ」
オカンと声あげてもた。
「こんなとこでなんやから
お茶でもどうですか?
私らさっき、兜のパンフ貰って
きてるのあるから、見ます?」
「いやあ、見せてもらお、
なあ、尊」
センパイ、オカン
ないすやで(//∇//)
4人で喫茶店へ。
女3人は節句パンフで盛り上がり、
俺はテキトーな相槌・・・。
はっきり言うて
彼女いない歴40年、
性交渉は“そういうトコ“
だけの男子、
こんなトコで
巧いトークも出来へん(TT)
「あら、動物の看護師さん?
家はあの県境の村?
近いやないですかぁ」
(@_@)女、オカンだけか?凄いな、
俺の知りたいこと、
サラサラ~と聞いていく。
「犬、飼うてはんるやて、尊。
うちは猫、この子と一緒で
愛想悪な猫」
「小木くんは愛想悪やなくて
無駄口叩かんのですよ」
先輩が誉めてくれると
「薄っぺらな人よりエエですねぇ」
(///∇///)・・・や、康子さん・・・
ああ、どうすれば康子さんと
“次回“を持てるかと・・・(-_-;)
「あ、小木くん、登山するよね?
康子、トレッキングの道具、
小木くんに選んでもらう?」
せ、センパイε=ε=(ノ≧∇≦)ノ
「構いません?時間。
私、来月、病院の遠足あって
それの道具も買いに来たんです」
「そりゃエエわ、うちの息子、
山、得意ですねん!」
オ、オカン、神m(。≧Д≦。)m
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