★創作活動の礎★

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推定体重65kgの男性が、背中からビルを落ちる。その腕を女子高生の小さな手と腕力で捕まえる。重力もかかる。絶対、支え切れんと思うわけです。 しかも、めっちゃ優しい柊先生が、 さくらが、自分の大切な友人のレイナの同じように落ちていくときに、手を掴んでいられず、落下し、死んだ。 そんなトラウマがあるのに、テロまで起こして自分が矢面に立つ(しかも、さくらの救済らしい)のに、そんな残酷なことしますかね? あとから、生徒全員が来て、柊先生は助かるんですけど、これ、落ちてたら、さくらのが、死にたくなるほど、精神壊れますよ。 つまり、何が言いたいかというと、 「不自然」なんです。 そういうシーンが後半になるにつれ、増える。 菅田将暉がいるということで、点数78点ですけど、 僕なら、 ネットで、SNSの被害者を生まないよう、柊先生が演説したあと、 さくらが来て、みんなが来て、 「みんな、卒業おめでとう」 って、そこで、飛び降りる。 で、さくらが手を掴み、それからみんなで支える。 助かり、そこで、さくらが、 「まだ卒業式していません!」 って、泣かせる。 で、柊先生は、 「そうだな……」 的に、みんなと抱き合う。から、つかまる。 その方が、全然、不自然じゃないと思うんですよ。 うーん。 正直な話、10話で収まらなかったんですかね、脚本。 って、裏事情が気になる僕でしたw そうやって、筆者サイドとして物語を観ている僕なんですが、 それも、すごく勉強になるわけです。 これはこうだから、この人の行動原理はこうなる。なら、こういう展開でしょう。 あー、この先生はこっちで来たかー! なんで、そこにきたのかな、どっかなんか伏線あったっけ、とか そうやって読み込むと、 めっちゃ、勉強になります。 だから、感想文をいつも書くんです。 俯瞰で見れるし、自分に落とし込めるじゃないですか。
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