最終章 斑目対皆神

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唐木田父娘のもとへ 駆け寄る 太郎少年 「はるか姉ちゃん」ととびつき 春香もまた「太郎くんまた会えたね良かったあ」と嬉し泣き 唐木田博士 椎名陽子女史に向き合い「陽子。。いや椎名くん、なぜあなたは門人に関する記憶を消さなかったのです?消去すれば斑目に狙われることもなかったのに」と訊ねれば 椎名陽子女史 笑みを浮かべ「あなた方のこと忘れることできませんわ。今は亡き主人もそれは望まなかったでしょう」との答え。 皆神青年 唐木田父娘 椎名母子を見つめ「唐木田博士、椎名博士はこれが最良と思ったのでしょう、自分たちの危険よりも記憶をいや想い出を大切にしたのです」 椎名陽子女史も頷き「はい。この今の日本いや世界中が戦争へとむかっています。可能ならばゲートゥへ門人の世界へ連れて行っていただけませんか?」と。。。 そこへ嬉しそうに春香ちゃんも「パパそうしてあげて、この世界怖いよ陽子と太郎残していくのは。あっあと皆神も。。。。」 それを聞いて笑いだした皆神青年「博士、春香さんの提案通りこの皆神もお連れください。」と。 唐木田博士 顔つきが険しくなるも一瞬で穏やかになり「わかりました。確かに門人の科学に関わりを持ったあなた方をここに残してはいけませんね。ではみなでゲートゥへ向かいましょう」 と透明球体救助船にと案内をはじめた時でした。 皆神青年 何かを察知しては「博士、早く椎名博士たちを船へお願いします。どうも簡単には行かせてくれない奴等がやってきました」と樹海を指さす皆神青年 いったい何がやってくるのでしょうか?
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