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「……悟。大悟ってば！！」
「えっ！？ あっ、亜希……おはよう」
高校卒業後、俺は専門学校に通いながら、ﾊﾞｲﾄする日々を送っている。
幼馴染みの亜希はと言うと、就職して社会人の仲間入り。
生活ﾘｽﾞﾑがすっかり変わってしまった俺達だけど。
昔から近所に住んでいて、両親同士も仲が良い事もあり。
未だにこうして、仕事休みの日にはちょくちょく、亜希が俺の家に遊びにやってくる。
「ん～……もう少しだけ寝たいんだけど？」
昨夜は、ｽﾏﾎｹﾞｰﾑにﾊﾏっていて夜更かししてしまったから、俺はまだ寝足りない。
そんな俺を、無防備に上から亜希が覗き込む。
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