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「きゃっ!?」
グイッと半ば強引に腕を引っ張り、自分の方に亜希を引き寄せる。
「…… 一緒に寝よ?」
抱き枕代わりのように、そのままギュッと抱き締める。
「大悟の事が……好き。」
そう、こいつに告白されたのは、何年前だったっけ?
本当の『好き』って、何?
……それが、よく分らないまま。
顔はまあまあだし……
一緒にいると、確かに気楽で落ち着くし……
この間まで、他に彼女が居たけど、ちょうど先月別れたばっかだし……
まぁ、いっか。
……そんな訳で。
俺は高ニの頃から、亜希と付き合うようになって、現在に至る。
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