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「尚生起きて」
スースーと静かな寝息を立てて寝ている彼の肩を揺らして、強引に起こそうとする。
今日は何の予定もないし、このまま彼がわたしの部屋に何時まで居たって構わない。
だけどそれはそれで何か嫌だった。
「んん…」
眉をひそめながら寝返りを打って、起きるかなと思ったけれどわたしに背中を向けるとまた寝息を立てて寝てしまった。
仕方なくわたしも背を向けてスマホを触り始めると、そのまま二度寝してしまった。
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