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そして僕は鞄からパンを一枚取り出して、口の中で租借しながら食べる。
もしかしたらいわゆる転送されたのかもしれない、
今でこそ有名だがライトノベル系にはいろいろとあり、転生、転移などがある。
きっと僕は転移してしまった。
変な森の中へと。
僕はひたすらゆっくり目印をつくって歩き続ける。
おなかはすぐに減る。
クルミのような木の実を見つけた。
僕は興味本位で食べることにする。
クルミの空を割ると、口の中が甘酸っぱい匂いに包まれた。
普通のクルミよりは酸っぱい、どちらかというと梅干に近いようで。
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