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春彦「うん。それで良いと思う。俺的には半年前に戻るだけかな。だから智、今まで通り普通に遊んだりはしようよ。まぁ…本当に悔しいけどさ…。」
美穂「…。残念ですけど……仕方ないですね…なっちゃんなら…諦めもつきます…元々諦めていた恋でした…。少しの間、夢を見させてもらえて…それだけでも…幸せでした。」
智「2人ともゴメンな…。美穂、付き合ってた時、俺は本当に美穂が好きだったよ。幸せだった。ありがとう。」
それからみんなが集まる事はなくなった。智と奈津は朝から晩までともにし、奈津の夢を応援するため、智も東京へ進路を決める。
春になり、2人の両親に了解を得て、智と奈津は東京で一緒に暮らし始めた。
決して裕福な家庭ではなかったが、極々普通の家庭を築いた。
普通の2人には、普通の幸せが最も幸福だった。
早希「こんな普通の結末つまんないし!!」
fin
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