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「華月、月への旅行は、少し危険が伴うんだよ!」
心配になった僕が華月に言うと、
「うん、わかってるよ!」
と華月は自分に言い聞かせるように発言した。
僕は、どうしたものかと考え込んでしまった。
すると華月が、
「何かあっても勇星と一緒なら怖くない。
それよりも勇星1人で月に行くと、私は心配して待たなければならないから、そっちのほうが辛いよ!」
と自分の本当の気持ちを伝えてきた。
僕は華月の言葉が嬉しかった。
「わかったよ!
一緒に行こう!」
僕の言葉に、華月は笑顔で頷いた。
その後の僕たちは、月旅行の段取りや月面探索の話で盛り上がった。
華月は、僕の心配とはうらはらに、とても喜んでいるようだった。
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