・
2/2
読書設定
目次
前へ
/
5ページ
次へ
「ただいま」 と、俺は普段通り玄関に入ると、不思議と甘い匂いがした。リビングへ繋がる扉を開けると、少し間を空けてパァン。と紙吹雪がこちらに舞って来た。 「おっ……おかえり」 「……ただいま」 慣れてねぇのに、そんな事するなよ。と頭で言いながら、笑って礼を言った。そして、何となく母の写真を見ると、普段より明るく笑っているように見えた。 「……ありがと」 久しぶりに、賑やかな誕生日だった。
/
5ページ
最初のコメントを投稿しよう!
3人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
15(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!