プロローグ

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わたし、咲宮 愛理(さきみや あいり)はそんな早瀬奏多先輩の片腕でなく手下として、学生時代の頃から可愛がって貰っている。 早瀬先輩が大学院博士課程を修了する年に、わたしも大学院修士課程を修了した。 博士課程に進むか悩んでる時ら最大手のIT企業の関連会社として、インターネットメディア事業、ソフトウェア開発事業の会社を起業した早瀬先輩に、強制的に彼の会社に入社させられ、彼専属のSEをしろと強制的に決められた。 ゼミ生の大半は、地元に戻る人以外は彼について行き、わたしも、流され、早瀬先輩が起こした会社に就職した。 テクノロジーの天才、早瀬奏多が創り出す、テクノロジーの産物を全て彼の横で見られる事は勉強になる。 そして、彼が創り出した作品に、いつも感動させられた。 無理難題を押し付けられ、休む暇もなく働かされ、早瀬先輩…早瀬社長からキツイ罵声をあげられても耐えた。 彼の手がけるテクノロジーの理想は高度過ぎて、プロジェクトを任されてるチームは無理だと嘆く。 チームメンバーにプロジェクト内容を伝えるのらわたしの仕事で、いつも全てのプロジェクトのサポートに追われ、過労死寸前。 創り上げるまでの多忙な日々と、下僕な扱いは辛すぎるけれど、わたしは、彼についていこうと思ってた。
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