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それは私も一緒だった。
なんてファンタジックな空間なのだろう。
そして私は、一番奥の部屋から、明かりが漏れているのを、発見した。
「ねえ、あそこ。一番奥の部屋。明かりが付いている。」
「行ってみよう。」
「うん。」
三人で足音を立てないように、一番奥の部屋に近づいて見ると、戸が少し開いていた。
その中を、そーっと見て見ると……
双子の姉妹が、手毬で遊んでいた。
少女の姿のままで。
なんだろう。
どうしてこんなに、懐かしいんだろう。
私の目から、一筋の涙が零れた。
「会えた……双子の姉妹に……」
愛斗君がそう言った時だ。
戸が、スーッと音を立てずに、開いたのだ。
そして双子の姉妹が、こっちを見る。
『誰?』
息をゴクンと飲んだ。
もしかして、来てはダメだった?
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