序章と少女の夢

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序章と少女の夢

遠い昔、ある小さな島の丘の上に青白く光る芽が生えた。 島の人々は神の啓示だと考えそれを崇め信仰した。 それから百数年、芽はやがて島を見下ろすがごとく大樹へと成長した。 すると島の女性たちに異変が訪れた。 何もない場所から火を出し、水を出し、風を発生させ、大地を動かす力が発現しはじめた。
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