42人が本棚に入れています
本棚に追加
/416ページ
「は……?」
痛む頭を押さえながら、のろのろ起きあがる。いつもよりも狭く感じるベッドに疑問に思っていると。
見知らぬ男がとなりで寝ていたことに、思わず目が点になった。
「誰だろコイツ……」
となりですやすやと気持ちよさそうに眠る男。よく見ると若い。
服はお互い着ているから間違いは起きてないみたいで、とりあえず一安心。
……とにかく思い出さなきゃ。
男なんて二度と家にあげないと誓った私が、なぜ見知らぬ男と一緒に寝ていたのかを───
最初のコメントを投稿しよう!