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「あんな・・・あんなこと言われるなんて・・・!」
ファミレスで、睦月は怒っていた。
目の前にはバサラブが座っている。
そして、テーブルには夜中に食べるにはヘビーなミックスグリルプレートとサラダ、ライスの皿があった。
「まったくだ。君は非常に高潔で正しい。さあ、食べたまえ。怒りもまたエネルギーを消費する。食べて、嫌なことなど忘れてしまえばよい。」
注文したのは、バサラブだった。
睦月の通報でパトカーが来て、警察官2名から睦月とバサラブは事情を聞かれた。
睦月はありのままを話した。
コンビニのレシートも見せて、ちゃんとその帰り道なのだと伝えた。
にもかかわらず、警察官の一言はまったくもって誠意に欠けていた。
「人相も分からないんだね。あー、一応巡回はしてみるけれどね。こんな時間にそんな軽装で歩いていた君にも問題があるんじゃないの?」
「!」
睦月は、あまりの言葉にわなわな震え、抗議の言葉がうまく出せなかった。
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