運命の出会い

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私は今日から憧れの中学生♪ 学校は家から歩いて15分の所にある。 パンをくわえ学校に向かう足取りが軽い。 「ウフフ…こういうマンガみたいなのちょっと憧れてたんだよね」 「気持ちわりぃなぁ~なに朝からニヤケてんだよ」 突然,後ろから声がした。 振りむくと,やっぱり同じように新品の制服を来た幼なじみの康太だった。 幼なじみと言ってもそんなに仲が良い訳でもなく… 小学校でずっと同じクラスだっただけの,ただの腐れ縁だ。 (まぁそんなに悪い奴ではないが…) 「…うるさいバカ」 せっかくの気分が康太のせいで台無しだ。 *
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