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そして、5年生になって1カ月程経って、プロレスが好きな同じクラスの真田君が義弘に技をかけてきた。
すかさず、義弘は反撃して戦いが勃発した。
そして、ついに真田君のターゲットは僕に定められた。
「痛い、痛い、痛い!」
僕はプロレスどころか運動が苦手だ。
技をかけられると唯痛いだけで、面白くもなんともなかった。
教室に僕の悲鳴がよく響く事が増えた。
僕はこれが苦痛で学校に行きたくなかったから登校拒否なったけど、新しく担任になった20代前半の爽やか系のイケメンが車で家に来て強制的に学校に強制連行されたのが何回続いた。
「たーやん、志賀島に自転車で行こう!」
たーやんとは僕のあだ名だ。
なんでも、僕は記憶に残っていないが、保育園の頃、僕は職員からたーやんというあだ名を与えられたらしい。
父が行きたいと行った志賀島の僕の家から50キロ近くある。
僕は父と一緒にたまに20キロ程離れたところに自転車で行く事がたまにあった。
「志賀島って遠いやろ!!止めときぃ!!」
母は志賀島が遠い事を知っていたから、反対した。
「いや、大丈夫!」
何が大丈夫かわからないが、父の号令により、志賀島への旅が始まったwww
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