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この日、学校に登校するまで僕は半年間、不登校だった。
クラスメートは毎日、学校に登校しているのに僕は半年間、学校に登校していない。
その事に僕は申し訳なさを感じていた。
でも、今思えば僕は毎日あったいじめと差別に精神的に限界を感じていた。
だから、この時の僕を僕は責めれないし、寧ろここまで自殺もしないで学校に登校し、頑張った事は今ではすごいと思っている。
こうして僕は修学旅行には行ったけど、その後は学校に行かなかった。
4月の始業式も出ていない。
でも、それから2週間経って変化が起きた。
突然、家のインターホンがなった。
でも、外を見て驚いた。
そこには、見た事ある顔が30人もいたからだ。
(な…………なんやこれ!?)
僕は内心、パニックだった。
なんで、同級生のみんなが家に来たかが全然わからなかったからだ。
僕がパニック状態の間に母は玄関を開けて生徒の1人に会いに行った。
「隆信君はいますか?」
その子の声は聞いた覚えがあった。
その子の名前は洋子といって僕は小六の時に義弘君と3人でよく遊んだ事があった。
「隆信君、クラスの子が迎えに来たわよ」
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