十二番番目の志士(第三部)

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十二番番目の志士(第三部)106 その頃安全保障会議のメンバーはテロリスト3人を拘束し、プルトニュームは無事回収したと聞いて、手を叩き、総理に何処の特殊部隊か聞くので総理が私直属のFC2に所属する、 特殊部隊だと答えたのです、そのころ現場では今井が高杉達のいる場所から西に二キロ行った場所だと言うので追撃したのです、後100mだというので右に迂回して杉の木の陰か、 ら除くと、 何かを相談しています、プルトニュームを奪われた事と特殊部隊を投入した事を知ったのでしょう、バズーカ砲を構えて当たらないように発射すると左の杉の木に当たり杉の木、 がバキ~と折れて倒れたのです、一斉に銃撃して来たので打ち返すとバズーカ砲を構えたので純子が手を狙って小銃を撃つと見事に引き金に手をかけている肩に当りバーズカ砲、 を落としたのです、 さらに威嚇の銃撃をすると右左に飛びはね後ろに下がり、一斉に走って逃げたのです、一人は右肩を負傷したので、銃は撃てないはずだと言い、さすが元外事課のスナイパーだ、 射撃は正確だねと高杉が言うと、叔父様が褒めるなんて珍しいと笑ったのです、今井から3人は思惑通り小屋に向かっていますというので、バルカン砲は到達距離は二キロだ小屋、 に入ったら、 1500m上空から回りを銃撃して逃げられないようにしてくれと言うと、了解しましたと今井が答えたのです、本部に全体を小屋まで急行させて取囲むように言うと、水口が了解し、 ましたと言い、全部隊に急行するように命令したのです、高杉達が小屋に到着すると今井が威嚇射撃を止めたのです、今井が燃料が少なくなったので給油して戻りますというの、 で了解というと、 へりが本部に戻ったのです、それではそろそろやるかと言ってバズーカの弾に紐を付けクロロフオルムの容器を縛りつけ、小屋の真ん中に狙いをつけ発射すると弾が小屋めがけて、 飛来して爆発してヒモで結んだクロロフオルムの容器が割れて液体が飛び散ったのです、3人は銃撃しましたが倒れた木の後ろに隠れているために、弾は木にブス、ブスと付き刺、 さるだけです、 それではもう一発だと続けて発射するとこれも真ん中で爆発してクロロフオルムが飛び散ったのです、又銃撃してきましたが銃声音は二つの銃だけです、一人はさつき右肩を痛め、 たので撃てないのかと思ったのです、一人が立ちあがり手榴弾を投げたのですが距離があり真ん中で爆発したのです、暫く待とうと言い部隊が到着するのを待ったのです、暫くす、 ると回りは包囲しましたと言うので、 敵の突破を許してはいけない逃げてきたら弾幕をはるのだと言ったのです、それでは一斉射撃するぞといい一斉に銃撃したのですが、反撃はありません、今井が戻って来たので、 敵は動いているか聞くと、下に地下室があるようでそこに2人が倒れているみたいで、上に一人が同じく倒れているみたいですと言ったので、威嚇射撃をするので体が動くかどう、 かをよく見ていてくれと言い、 純子に右のはしらの直ぐ左1m上を狙ってくれ一人の男の真上のはずだ、起きているなら動くだろうと言うと、純子が銃を構え狙いをつけて二発銃撃したのです、今井にスレスレに、 銃撃したがどうだと聞くと、はっきり分かりませんが動かなかったようですと言うので了解したと言い、地下の奴は眠っているが上の奴は分からん、これから様子を見にいこう、 もし起き上がって私を撃つようなら腕を狙って銃撃してくれ、さっき狙った場所が頭の上だから、起き上がるとすればそこから左に30cmが腕当たりのはずだと言うと、純子がわかり、 ました、でも頭に当たるかも知れませんと言うので、やもうえないだろうと言ったのです、立ち上がり用心しながらゆっくり進んでいき、小屋の左の窓に近づき窓から入るととうつ、 ぶせに一人倒れており、 下のくぼみに2人倒れています、クロロフオルムの匂いが立ち込め、これでは下の者は随分吸っているはずですとその時、上に倒れていた奴が起き上がり銃を高杉に向けたので、 横に飛ぶと銃声が一発聞こえ男が銃を天井に向けて乱射したのです、さらにもう一発銃声がして男が銃を落としたのです、右肩に弾が当たった見たいで、左手で手榴弾を持ち、 右手が使えないので口でピンを抜き棒を床に撃ちつけたので、 警棒で左手を叩くと手榴弾を落としたので手で握り遠くに投げると轟音がして爆発したのです、押さえつけて後ろ手に手錠をかけたのです、英語でお前は特殊部隊かと聞くので、 そうだと返事すると、日本にも特殊部隊があったのかと言ったのです、暫く待つとクロロフオルムの匂いが薄くなつたので、口をハンカチで塞ぎしたのくぼみに倒れているもの、 を確認すると、 完全に寝ています後ろ手に2人とも手錠をかけ、全て制圧したと言うと杉村に純子と自衛隊員が小屋に入り、3人を運びだしたのです、本部に工作員全員を拘束した、一人は右肩に、 貫通銃創をうけているが命には別状ないと言うと司令官がお見事でしたと言ったのです、小屋の前の野原にヘリが着陸したので高杉、杉村、純子と工作員3人を乗せて本部に向かい、 程なく到着して着陸したのです、 総理官邸では安全保障会議のメンバーが大喜びしています、総理が喜んでもいられない、16人の犠牲を出し負傷者が2人でた、テロにいかに弱いかを思いしったのだと言ったのです、 さつそく記者会見を開き、無事鎮圧した事を発表して、犠牲者のみなさんの冥福を心から祈りますと言い、今後テロ対策の強化を真剣に考えると発表したのですが、プルトニューム、 の件は伏せたのです、 プルトニュームは自衛隊の科学部隊がひとまず保管する事にして、高杉達はヘリで総理官邸にもどったのです、官邸に着くと総理と幹事長が出迎え、今回も高杉先生にお世話になり、 ましたと言うので、しかし沢山の犠牲が出て残念でしたと言うと、これを教訓にテロ対策専門の特殊部隊を作ろうと思います、是非先生の力を貸してくださいと言うので、後日相談、 しましょうと言うと、 総理が今井、杉村、純子に握手して礼を言ったのです、それではと総理官邸を出て雅に行き風呂を借りてサツパリして座敷に座り、生ビールでミッションの成功を祝して乾杯したの、 です、さすがに杉森君と純子ちゃんはテロ慣れしているよと言うと、純子が叔父様の指揮は立派でした、何処でゲリラ戦を習ったのですかと聞くので、杉村君のリンお婆さんだよ、 リンさんは大戦中明石機関という工作機関の凄腕の工作員だったんだよ、満州にいた時に習ったのさと言うと、リンお婆様はそんなに強かったのですかと聞くので、普通の男なんか、 太刀打ちなんかできなかったんだよというと、新之助がそのリンさんの血を杉村が継いでいるわけだと酒を飲み干すと、兄貴もなかなかヘリの操縦は上手いではないのと杉村が褒め、 たのです、
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