十二番番目の志士(第三部)

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十二番番目の志士(第三部)107 北朝鮮のキム参謀総長に衛星電話をかけ経過を説明し、全員を拘束した2人は重症で病院で手当を受けている、わが方は16人が死亡し2人が負傷したと言うと、大変申し訳ないと言っ、 たのです、6人はこちらで裁判を行うが、殺人罪が摘要されるでしょう、なお回収したプルトニュームは北朝鮮には返還できないわが国で処分すると話すと、やもうえない前参謀長、 の一派はことごとく粛清されるだろうと言ったのです、 工作員が富山県警から警視庁外事課に護送されてた来たので、二人は警察病院に入院させ、4人は拘留して取調べが始まったのです、高杉が直々に取り調べる事になり警視庁の外事、 課に出向くと、警視総監の牟田が出迎え大変ご苦労様です、工作員は今回の特殊部隊の隊長以外には何も話さないと言っているので、ご足労をかけたわけですと話したのです、 6人男だと思っていたのですが、一人は女でキムヨンジと言う北朝鮮情報部の大佐で国際手配されているテロリストで、多くの爆弾テロの指揮をしています、日本にも度々潜入した、 形跡があり日本語は流暢にしゃべりますと言ったのです、取調べ室にはいると前にキムヨンジが座っており、よくみると彫りの深い顔立で目がパッチリした美形をしています、 手錠を外すように言うと刑事が危険で、テコンドーの達人で手が武器みたいなもんですというので、構わんはずしてやれと言うと手錠を外したのです、私は前総理大臣の高杉だ君、 は北朝鮮情報部の工作員でキムヨンジ大佐だなと聞くと、我々を攻撃した特殊部隊の指揮官かと言うので、そうだと答えると、なぜ前総理が特殊部隊の指揮をしているのだと聞く、 ので、 前の大戦中にゲリラ戦を体験しているので今回指揮をしたわけだと言うと、元日本陸軍の軍人かと聞くので、いや元日本海軍の海軍中尉でゼロ戦のパイロットだった、ピョンヤン、 にもにもいった事があるというと、なるほど元軍人か今の自衛隊員とはレベルが違うずだ、私も随分ゲリラ戦の指揮をして来たが今回は相手が悪るかったと言う事かというと、 いきなり立ちあがり右拳で高杉の顔面を突いたので、顔をよけて右手で掴むと左手を突き出したので左手で掴み前に引くと、机にうつぶせになったのです、残念ながら足は机が邪魔、 になって使えないだろうと言って、押さえつけ首の後ろを手刀で打つとう~つと言って気を失ったのです、後ろに回りカツを入れると、ハッと言って目が覚めたのです、残念だった、 な私を倒してもここからは逃げられないと笑うと、 なるほど手錠をはずした訳が分かったよと言い、試しただけだどうやら私のかなう相手ではなさそうだと笑ったのです、それではさつそく尋ねるが、プルトニュームの強奪は前参謀、 総長の命令かと聞くと、そうだと答えて、運搬先はイランだなと聞くといやこの日本だと言うので、日本で何をするつもりだったんだと聞くと、起爆装置を取り付けて北朝鮮に運び、 込み、 ピヨンヤンで爆発させる計画だったと言うので起爆装置はだれが開発するのだと言うと、私だと言うので、起爆装置を作れるのかと聞くと、これでも物理学者でソ連の核開発研究所、 にいた事がある、日本では起爆装置の材料は簡単に手に入るといったのです、計画失敗のおりにはプルトニュームを拡散させる予定だったのかと聞くと、日本には恨みはないそんな、 事をするはずがないし、 計画が失敗するとは思わなかった、北朝鮮から高速船で二隻で新潟に行き、一隻をわざと見つかるように放置してもう一石で日本海を西へ移動して能登半島の沿岸に行き船を沈没、 させ泳いで上陸はしたのだと言ったのです、なぜ能登半島にしたのだと聞くと、我々が日本に向かったのがなぜ分かったのか近海についた時、自衛隊がさかんに警戒している事に、 きずき、 本来は舞鶴に上陸して京都に出て大阪のアジトに行く予定だったのだが、あのまま海を航行すれば発見される可能性が高いとして、能登半島の先端は人家が少ないので上陸して、 警戒が緩んだころ漁船で迎えにくるように手はずをして、一週間山の中で野営する事にしたのだが、あんな山の中へ人がいるとは思わなかった、野営している所へひょっこり、 現れたので捕えようとしたら、 走って逃げようとしたのでやむなく撃ち殺したのだ、回りを偵察すると4km程行った処に小さな村があり服装から見ると、そこの住人と思われたので明日には山狩りをするだろう、 と思い急遽移動する事にして町まで移動して港に行ったら、交番に指名手配写真があったので全国に手配されているとして、そこから50km離れた場所の海岸へ潜伏する事にして、 至急漁船の迎えをよこすように指令したのだ、あと一時間で到着予定と言う時に警察のSATが現れて交戦したと言うわけだと言い、なぜ我々の3人のメンバーが分かったのだ北朝鮮、 が日本に情報を渡すわけないだろうと言うので、残念ながら私は北と深いつながりがあるのさというと、どういうつながりだと聞くので、前回の前参謀総長の屋敷にミサイルを、 誘導したのはこの私だと言うと、 なんとF104も操縦できるのかというので、ゼロ戦に乗っていたのだよと笑うと、貴方は前総理だろうそんな政府の幹部が戦闘機に乗り国交のない国に救助した者を送り届けるとは、 というので、君の信じている前参謀総長は北朝鮮の権威を見せ付ける為過激な事を将軍に炊きつけていただろう、あれは北朝鮮の為ではなく自分の権威を守る為だったのさ、まあ、 これは君と議論してもしょうがない事だがと言うと、 たしかにそうだが私には逆らえない事情があると言うので、家族を人質に取られているのかと聞くと、そうではない私は前参謀総長の娘だ、娘が親に逆らえる訳がないだろうと言、 うので、そうだったのかと言い、君達は16人の自衛隊員を殺害した日本にはスパイ防止法もなく軍事裁判もない、一般の裁判で裁かれるが重罪は免れないと言うと、そうかこれで、 呪縛から解放される、 死刑の判決がでたら直ぐ執行されるのかと聞くので、日本ではそのような事はないと言うと、それでは暫くは生きられるのか、なぜ我々を撃ち殺ろさなかったのだと聞くので、私は、 殺生は好きではないのさというと、貴方が温和に人だと言う事は顔を見れば分かる、今回貴方に捕まってよかった、そうでなければ、これから先も沢山の人を殺しただろうと名目し、 たのです、 私の押収物に日本円で3000万とダイヤの原石で1億分あったはずだ、こんな事では私への恨みは無くなるはずはないが、なくなった人に渡して欲しいと言ったのです、関係場所に言、 って置こう、これで取り調べは終りだ、後はゆつくりすると言い、何か欲しい物はないかと聞くと、できれば物理学の文献がれば退屈しないのだがというので、専門家にいってさし、 入れしょうと言って取調べ室を出たのです、
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