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反応のない千夏の顔をふと見ると、千夏が壊れていた。
表情がなくなって、目が虚ろとしている。
(この時を待っていた)
「それに、千夏が死んだら俺が生きていけなくなる」
「どういうこと?」
「俺、小さい頃から千夏が好き。千夏は政親ばかり見てたから知らないと思うけど、ずっと千夏のことが好きなんだ。俺は絶対千夏を泣かせたりしない。幸せにするよ。だから俺にしろよ」
「修一はあたしが好き?」
「好きだよ」
「…修一と付き合う」
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