十一章 布市

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   料理を完食したところで、席を立った。 「お隣、ありがとうございました」 「あ、は、はい……」  彼らに小さく会釈をして、リューティスは食堂を後にした。目指すは本日も宿泊する宿である。  まだまだ混雑している道を歩き、どうにか宿にたどり着く。借りている部屋に入ると、リューティスは小さく息を吐きだしたのだった。 .
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