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公「……奈々もういいよ。」
奈々「良くない!2人は、恋人同士何やろ?ならちゃんと話するんが当たり前やん」
ゆり「私の中でもうとっくに終わってたから」
公・奈々「!?」
公が立ちあがり奈々の手を引いてその場から離れようとしたその時奈々が最後にゆりに言葉をぶつけた
奈々「お前何かに公は、勿体ない
お前みたいに恋人コロコロ変えて浮気する人じゃない!
そんだけ言うた代わりに二度と公の前に現れんなクソ女」
公・ゆり「……!?」
ゆり「何やねん後輩のくせに生意気やし人の恋愛に首突っ込んでくんなや!」
奈々「終わったって言うてたやろがボケ!」
公「奈々ありがとう。もう行こう」
2人は、手を繋いで歩きだしマンションの廊下に座り
沈黙が続いた。先に口を開いたのは、公だった
公「奈々ありがとう。おかげでスッキリしたよ」
奈々「可愛いけど性格終わってる」
公「奈々ー奈々には、好きな人居るん?」
奈々「えっ?……居るには、居るけどでも多分相手は、奈々を男として見てるから叶わないかな」
公は、その話を聞き奈々を抱きしめた。
奈々「!?///公……?」
公「ごめん。でも少しだけこのままで居させて」
奈々「う、うん」
奈々は、恥ずかしながらも公の背中に手を回す
公「奈々明日も逢えるかな」
奈々「逢えるよ。学校終わりにここにすぐに来る」
公「ありがとう。なら学校が終わりそうな時にここに来るよ」
それが私達の約束の場所23階
それから毎日学校が終わると同時にあの約束の場所に向かい公と話をする日課になった
???「……でさ……たき……」
公「……」
違う人の声が聞こえた。
奈々「だ、誰?」
公「おっ奈々来たか!」
公は、立ちあがり奈々の肩を抱いて
そこに居た男に紹介した。
公「俺がここに居た理由とその話してた可愛い俺の好きな人」ニコッ
???「おぉーその子が瀧の言ってた女の子か!可愛いやん!めっちゃ!俺の名前は好井 竜也だから竜也でいいよ!」
奈々は、公の肩からするりと抜け背中に隠れて顔を少し出し名前を名乗って自己紹介した。
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