第1章~子供時代~

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そんなある日、私はまだ小学二年生。トイレをしていてパンツを脱いだ時固まった、「パンツが赤い?」なぜかパンツに赤いシミがついていた。姉2人が元々やんちゃだったため、周りの小学生よりは少し大人びていたと思う。 生理だと何となくわかった。その日は母と姉が迎えに来てくれていて車に乗りすぐ言った 何も無いような顔をして私は、「まま、私多分生理きた」と言った。 あの時の私の気持ちと母の顔は覚えてる。 母は「え?」だけ言うと口が開きっぱなしで一瞬固まった。姉は「嘘でしょ?ありえない」と笑っていた。 私は平気なフリをしていた。内心は怖くて血が生理なのか何なのかものすごく怖かった。 母が急いで近くの大きな病院に電話をしてくれた。 後日検査に行った。ものすごく長がったのを覚えてる。 小児科、周りの子供達が帰って行く中やっと名前が呼ばれた。 まずは血液検査、身体測定をして、また待合室。母は手を握ってくれていた。 「注射痛くなかった?」と心配してくれたのを覚えてる。 なぜか注射は苦手じゃない、むしろ得意な方で「大丈夫だったよ」と答えた。 何時間まったかな?名前が呼ばれ母と診察室へ。 優しそうなおじちゃん先生。マスクをしていると綺麗な感じのお姉さ。 まず、最初に先生に「生理」だと言われた。 その時の心境はよく覚えていない、ただ、私じゃなくて、母が泣いていた。母の涙は覚えてる。     
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