序章
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序章

大陸の端に位置するバルテー地方、皇帝が支配する帝国、その帝国の支配に立ち向かうために小国33ヵ国から結成された共和国、どちらの陣営にも属さない北方連合、三大陣営に分かれて100年の長きに渡って戦争が続いていた。 ヴァルハラ暦2015年、帝国暦275年、この年に共和国シルヴェストル・ローゼンハイム大将の長男として主人公ミヒャエル・ローゼンハイムが生まれた。18歳で軍大学校卒業。卒業後は父のコネで安全な後方勤務の補給物資調達科勤務につく。その後15年は大きな戦闘もなく安全な後方勤務を満喫していた。 ヴァルハラ暦2048年、帝国暦308年、この年ミヒャエル・ローゼンハイムは大佐に就任した。33歳で大佐、後方勤務の人間が33で大佐になること事態が異例だった。周りからは親の七光り、無駄飯食い、などと言われることもあったが、ミヒャエル・ローゼンハイムはそんなことを気にすることもなく、彼は安全に過ごせて贅沢な生活が送れたらそれでいいと考えていた。 一方、ヴァルハラ暦2025年、帝国暦285年、もう一人の主人公は帝国皇帝ブォンティーヌ6世の3女として生まれた     
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