砂漠の進撃

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砂漠の進撃

5月10日 ローゼンハイム准将はセクメント傭兵団と合流し正規兵200、傭兵2000の連隊規模になり、ウルド大将の進撃に参加する。 兵站能力を優先するため最短の公路を利用して進撃を開始。歩兵20万、カタパルト30で大都市オムクスまで300キロを10日で移動し攻撃しかける計画であった。 途中オアシス、町を占領し補給物質を蓄える拠点利用し補給が途絶えることはなかった。ローゼンハイム准将の部隊が補給をオアシスで行っていると現地人と思われる男がローゼンハイム准将に近づいてきた。エルマン団長は警戒しローゼンハイム准将の前に立ち要件を聞く。 「なんだ。」 「私は情報屋でして、この辺りのことで知らないことはありません。」 「信用できないな。」 「失踪した住民をお探しではないのですか?白霧の正体はわかりませんが、どこに収容されている場所の情報ならありますよ。どうです?」 情報屋と名乗る男は失踪調査をしていることを言い当てた。
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