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序章 神使(シシ)とは
私の家は代々「神使(シシ)」の代表を務めている。
「神使」とは読んで字のごとく 「神様の使い」
「使い」と一言で括っても 色々な仕事がある
世界を監視する役割を担う神使もいれば
神様の依頼を受けて
時に人の助けになったり 時に人を戒める役割を担う神使もいる
そして私が担当する任務
それは神使の中でも最も危険な仕事であり
最も重要視されている仕事 それが「邪神討伐」
「邪神」 それは人の心の隙間に入り込んで悪事を働いたり
災害などを撒き散らす 平和や秩序の天敵
最悪の場合 大勢の人の命を奪い 沢山の人生を狂わせたり
争い事や取り返しのつかない事態を引き起こす事もある
それを事前に食い止めるのが 私の任務であり 使命だ
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