第二章 招待

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チョウ自身もそうなのだが、チョウの家族もこの事情に頭を抱えているのも事実、チョウはずっと心を深く痛めたままだった、自分の事情で家族を翻弄させてしまう事に、申し訳ないと思う気持ちが日に日に積み重なっていた。 しかしこの事情は自分一人で解決できなかった、その時点でチョウは情けない気持ちになったのに、それに加えて自分の事情に家族を巻き込んでしまった事も恥ずかしくて情けなかったのだ。 だからこそどうにかしてこの問題を早く解決して、両親を安心させたかった、チョウは迷わずキセキに相談する事にした。
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