9人が本棚に入れています
本棚に追加
/33ページ
服を脱いだ互いの肌が触れ合い、熱が上がる。
「咲希」
「んんっ」
アオ君の指に微弱電流を感じた。
首を竦めたわたしの耳元でアオ君がクスリと笑った。
「駄目だ」
え?
「スカートの下は、生足じゃねーと駄目だろ」
「……」
ニコニコ顔のアオ君と暫し見つめ合った。
「いたたたたっ」
わたしはアオ君の両の頬を掴んで引っ張った。
今日のわたしのファッションは、コットンのスカートにレギンスだった。アラサー女は無駄にガードが固いのだ。
最初のコメントを投稿しよう!