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私は空いていた一番端の席に腰を下ろす。
隣は誰もいなく空いている。その隣には若いサラリーマンが爆睡している。
この車両は所々に人が座っているだけでいつも通りの光景だった。
電車は次の駅に到着する。
すると8人程の乗客が入って来た。
私の隣の席に男性が座った。
全身黒づくめで痩せ型の体型。
背は180センチくらいあるだろうか。
私は普段通り読書を始める。
だが、なんだかいつもとおかしい。
隣の男性から視線を感じる。
「私の本見られてるのかなぁ」 心の中でそう思った。
そのまま読書をしていると左目の隅で隣の男性がキョロキョロしているのを感じた。
「うっわー隣の人なんか怪しいよ 早く降りてくれないかなぁ」
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