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「お騒がせした、我は妖狐、玄武の右腕 神の采配により罰は下された、 若旦那の勇気感銘した良い跡継ぎを得たなご主人よ、 もう二度と白羽の矢は打たれないであろう、 神の心のままに・・・」 そういうと何処からか狐があらわれトカゲの者たちを連れて主(ぬし)の山に帰って行った 妖魔が消えた後、刀はその場に魔力を持ったまま横たわっていた その着物のと刀は旅館の玄関に飾られ、「神の采配」と命名されいつまでも大事に飾られた 二つの旅館は合併し、さよと雅也、さよの弟夫婦と仲よく店を切り盛りしていくのであった。 さよと雅也は自分たちの子供に雪子と雪雄と名ずけた 結界の不良品魔石も交換され平和な町になって行った
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