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ある大学のカフェテリアで、ユウコは親友のミナと2人で窓際のテーブルに座っていた。
ユウコが折り入って相談があると言ってミナを呼び出したのだ。
「・・・それで、相談って?」
カフェオレのカップに口をつけながら、ミナが上目遣いでユウコに聞いた。
「ミナのサークルにタイチ君っているでしょ?まじかわいくない?」
「えっ?ユウコ、タイチ君好きなの!?」
ミナの問いにユウコは頷いた。
ミナはジャズサークルに入っていて、ユウコの意中のタイチとは知り合いだった。
「だからミナに相談してんじゃん・・・。ちょっと紹介してくれない?」
「でもさ、タイチ君ってイケメンだから他の子も狙ってるよ?」
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