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手をよけて、横を向く。
そして横目で孝太を睨むように見る。
「…っふ。もーグダグダじゃん、キスだけで溶けた?」
大好きな人が目の前で微笑む。
目の奥の欲情が垣間見えて、熱くなる。
「だけど蒼?まだまだ始まったばっかだよ。
初めてだし、すげー気持ちいいやつしようね?」
あー、確実にやばい。
こんな孝太は知らなかった。
彼のテリトリーに入った瞬間、ギャップが俺を刺激する。
だけど、特別な扱いを受けているようで興奮が止まらない。
「んぁ…っ、も、…っ!」
乳首なんて、今まで全然感じたことがなかったけど
彼に触られる場所全てがくすぐったくて気持ちいい。
「きもちー?」
「ふぁ…、い、んぁ…っ、ぃい…、!」
「ん、見ればわかる。こっちも触りたい。」
乳首を舐められながら、時々かかる息の温かさに感度が増す。
「え…っ、ちょ、…っ、んあ、まて…っ、」
器用にベルトを外す綺麗な指。
だけどーー
「蒼、覚えておいて。次待ってって言ったら俺、その舌噛みちぎってやる。
待てねぇのわかんだろ。何度も言わすな、お前をちょーだい?」
「んぁ…っ、」
耳元でそんな事を言われて、またさらに下着が汚れるのがわかった。
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