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パンツの上からゆるく扱かれる。
「あ。すげー硬くなった、お前ってM?
その辺の女よりかわいー。もっと俺に狂って?」
それは、反則です。
バッと一瞬で胸ぐらを掴んで、孝太を引き寄せる。
「…その辺の…っ、女と比べんな…っ、」
そう言ってキスをすると、触れた唇から口角が持ち上がったのがわかった。
俺だって、男だ。
やられてばっかもいやだった。
「ん、わかってる。可愛くていじめたくなる。」
ペースはすでに奪われていて、もう一度背中にソファーが当たる。
「脱がせていい?」
「ふんぁ…っ、ま、…ゃ、ん…っ、」
待ってと言いかけて、一瞬止まった手に腰を押し付ける。
「ん、いい子。直接のほうがきもちーしょ?」
ゆっくりパンツを降ろされて、反り返るものが恥ずかしくて隠しそうになる。
「やば、ぐちゃぐちゃじゃん。な、ここ。」
指で濡れた先をクルクル撫でられて、想像以上に濡れていることがわかる。
「っは、んぁ…っ、ぃ、やぁ…っ!」
それだけでびくんと跳ねて、もっととねだる。
「たまんねーな。んな反応されると焦らしたくなる。」
「…っや、んぁ…っ、ちゃんと、…っ」
「ちゃんと?」
「触って…、ほし…っ、」
ふっと微笑む孝太の唇が艶やかで、俺で汚してしまう気がして怖かった。
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